FC2ブログ

松之山情報館-あちこたねっと-

【宿泊】 お宿一覧 | お宿マップ
【飲食】 温泉街飲食店一覧 | お土産 | 飲食店マップ
【観光】 観処一覧 | 遊処・イベント一覧
【交通】 松之山マップ | お車利用 | 公共交通機関
【コラム】 上杉房能と松之山 | 謡曲「松山鏡」と落語「松山鏡」 | 坂口安吾と松之山
名刀蛇切丸 | 松之山に隠れキリシタンはいたのか?

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

謡曲「松山鏡」と落語「松山鏡」

松之山には青海町「山姥」と並んで越後二大伝説の一つ「松山鏡伝説」があります。

○松山鏡
大伴家持が隠棲した中尾の地で、土地の女との間に京子という美しい娘を授かった。しかし母親は流行病で死んでしまう。京子は継母の折檻に耐えられず、ある夜形見の鏡を抱いて池の畔で泣いていると、水面に母の姿を見た。それが自分の姿とも知らずに母をしたって池に飛び込んで死んでしまう。いつしかその池は「鏡が池」と言われるようになった。

この伝説は、後に尋常小学校の教科書に載り、また謡曲や落語としても親しまれるようになりました。

○謡曲「松山鏡」
能の一。五番目物。早く母を失った娘が、その形見の鏡に映る自分の姿を母だと思って懐かしんでいると、やがて母の霊が現れ、娘の孝養の功力(くりき)によって成仏する。

越後国松之山に住む男は、妻の三回忌の命日に持仏堂へ向かう。すると、そこにいた自分の娘が何かを隠すので、世間の噂のとおり、新しく迎えた継母を呪詛しているのだと思い叱る。しかし隠したのは亡き母が遺した鏡で、娘は鏡の中に母の姿が見えると慕い泣く。鏡に映る自分の姿を母と信じていたのだ。
 そこに、あまりの娘の心に感じて地獄から母の霊が戻って来、鏡にまつわる説話を語る。そのうち地獄から倶生神が現れ、母を連れ戻そうと鏡に娑婆での罪科が写っていると母に示すが、そこに写っていたのは菩薩の姿だった。娘の孝行心の故である。胸を打たれた倶生神は母を連れることなく、地獄へ戻っていったのだった。

○落語「松山鏡」その一
むかし、その村に父親のお墓参りを毎日かかしたことがない正助さんというひとりの男が住んでいました。その評判がお殿様の耳に入り、正助さんはお殿様からごほうびに「死んだ父親にいつでも会うことのできるという不思議なつづら」をもらいました。
 しかし、ひとつだけお殿様と約束をさせられたのは「このつづらは、誰にもみつからない場所に隠しておいて、誰もいないときだけ、ふたをあけて中をのぞきなさい」ということでした。実は、そのつづらの中には、当時その国中に一枚しかないといわれた宝物の鏡が納まっていたのです。
 そうとは知らない正助さんは、大喜びで家へ帰って押し入れの中に、つづらを隠して、「いやぁおやじさん、こんなところに元気でいらっしゃったのですか」と、中の鏡にうつった自分の姿に向かって、こっそりと毎日毎日語りかけていました。
 そんなことを続けていると、女房が不審に思い出した。「どうも、うちの人は押し入れに何か隠しているようだ。いっぺん覗いてやろう」と、押し入れのつづらのふたをとって、びっくりした。女が隠してあったというのです。よりによって、ぶさいくな女が。
 もうこうなると、「あれは死んだおやじだ」いや「女だ」と、つかみ合いの夫婦喧嘩です。そこへ、たまたま通りかかったお坊さんが、「それじゃ、わしが見とどけてやろう」と、つづらをのぞいていったそうです。「お前たちが、そんなに喧嘩をするので、中の女はおもしろくねぇといって、頭を剃って坊主になったぞ」こういうお話です。

○落語「松山鏡」その二
その昔、大変親孝行な男がおりまして、両親が亡くなってから18年、かかさず墓参りをするといった具合でした。このことが領主に知れ、褒美を下されることになりました。ところが、男は褒美はいらないから、もう一度父親に会わせて欲しいと願います。領主は一計を案じて、男に鏡を与えます。当時、鏡は大変貴重な品で、一般のものはなかなか見ることができませんでした。ですから、男は鏡に映った自分の姿を父親だと思いこみ大変感激します。
 男は、この鏡を自宅の納屋の中にしまい、朝は「父っつぁま、行って参ります」と言って出かけ、夜は「ただいま帰ってまいりました」とやっております。これを奥さんが勘違いした。どうも最近、夫の様子がおかしい。納屋になにかあるんじゃないか。そんなある日、夫が出かけた後に、こっそりと納屋に忍び込み、鏡を見つけます。こちらも鏡を見るのは初めてですから、鏡に映った自分の姿を見て、「あれぇ、あの人ったら、どうも最近様子がおかしいと思ったら、こんなところに女を隠していたのね。悔しい!」と嫉妬してしまいます。
 これまで口喧嘩したことさえない仲睦まじい夫婦だったのですが、この夜は大喧嘩。そこへ近くの尼寺の住職が通りかかって、二人の話を聞き、一緒に問題の納屋に行きます。
 納屋にしまわれていた鏡を尼僧が見て、にっこり。「お前たちが、あまりにも派手にけんかしたから、中の女はバツが悪くなって坊主になった」

○起源
元々はインドの民話、中国に伝わり日本へ。
滑稽話でもあり悲惨な話でもある 「松山鏡」 。本当の鏡というものを知らない人の人生がどうなるのか?行く末を暗示している話。私の目で見たから、私の耳で聞いたから…と、とかく( 自分の感覚という鏡 ) に映ったものをホントウだと思い込んでしまいがち。「経教は之を譬ふるに鏡の如し」。中国浄土教の大聖者・善導大師は「私」ではなくお経(お釈迦様の説法)こそがありのままをありのままに映し出す鏡だとおっしゃった。

鏡ヶ池公園



スポンサーサイト
  1. 2006/09/10(日) 16:15:36|
  2. コラム

ブログ内検索

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク

プロフィール

こっぺつ

Author:こっぺつ
あちこたねっとへようこそ!

お客様

リンクフリーです

バナー

ネットエージェント


◇ じゃらん
◇ Yahoo!トラベル
◇ 一休.com
◇ ベストリザーブ
◇ 楽天トラベル

ネットショッピング


◇ 楽天市場
◇ Yahoo!ショッピング

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。